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あなたの歯槽骨を再生させる方法

あなたの歯槽骨を再生させる方法

あごの骨に、インプラントがきちんと埋まるだけの高さと厚みがないとインプラントは出来ません。足りない部分からインプラントが飛び出てしまうからです。 そして、歯が抜けてしまった箇所というのは、患者さまの年齢が高くなるほど、骨(歯槽骨)の高さが低くなり、厚みもなくなっていることが多いのです。

特に日本人の場合は、欧米人と比べて骨が細いので、このような問題が発生しやすくなります。そういった問題を解決するために、不足している骨を、インプラントを埋めることが可能な状態まで再生する方法が、いくつも開発されています。治療方法は主に、治療する箇所や、その箇所の状態によって使い分けられます。

サイナスリフト

●サイナスリフト (Sinus-lift procedure) とは、サイナス(上顎洞)と呼ばれるスペースに人工骨などを移植することで骨を増やす治療法。

上あごの奥歯の部分に対して行うことが一般的で、患者さまの上あごの状態に合わせて、人工骨によりインプラントを植立できる厚さをつくります。

上あごの奥歯にもインプラント治療ができます

サイナスリフト通常、上の奥歯を抜いてしまうと、上顎洞が下側に拡大すると同時に、失った歯を支えていた周囲の歯槽骨の厚みが加速的に減少していきます。歯槽骨の高さが5ミリ未満の場合、インプラントを埋め込んでも、インプラントが上顎洞に飛び出してしまい固定できません。

かつては、さまざまな理由によって「上あごの奥歯にはインプラント治療ができない」というケースも多くありましたが、このサイナスリフトが確立されたことによって、上あご奥歯にもインプラント治療ができるようになりました。

但し、治療期間が6ヶ月~1年と長めであるという難点はあります。しかし、歯槽骨が5ミリ未満の場合は、土台が柔らかいために入れ歯が安定しにくいので、インプラントのほうが効果的です。

具体的な治療内容

上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を上顎洞の底部から剥がして持ち上げ、そこにできた隙間に自家骨や骨補填剤を移植することによって上顎洞の底部の位置を上げ、インプラントを埋入できるだけの骨の厚みを確保します。

インプラントが歯槽骨と結合したら、被せ物を製作、装着します。また、ある程度の歯槽骨の厚みがある場合には、サイナスリフトとインプラントの手術を同時に行いますが、歯槽骨の吸収が著しいケースでは、サイナスリフトを行った後、骨が安定するまで4~6ヶ月ほどの期間を置いてからインプラントを埋め込みます。

ソケットリフト

●ソケットリフトとは、サイナスリフトと同じく、上あごの骨が少ない場合に行う手術です。

通常、歯槽骨の高さ(厚み)が5ミリ未満の場合はサイナスリフト、4ミリ以上ある場合にはソケットリフトが行われます。

上あごの上には上顎洞という空洞があり、その空洞と歯を支えている歯槽骨は、とても近い位置にあります。上あごの奥歯が抜けると、それまで歯と結合することによって高さを保っていた歯槽骨が吸収されていき、上顎洞までの骨の高さが不足して、インプラントを埋め込むことができなくなってしまいます。

しかし、インプラントを入れたい場所から上顎洞に向けて人工の骨を入れることで、上顎洞までの骨の高さを増やし、そこにインプラントを埋入する方法が開発され、インプラント治療が可能になりました。その方法がソケットリフトです。

ソケットリフトは、サイナスリフトに比べると、患者さまにとって時間的、肉体的、精神的に負担の少ない治療法です。手術後も、より安定を期待できるため、比較的多く行われる方法です。

GBR法

●GBR法とは、特殊な膜で覆うことによって、骨が不足している箇所に「骨を作るためのスペース」を確保し、その中に「骨のもとになる素材」を詰めて骨の再生を促していく方法です。

歯が抜けてしまうと、それまで歯を支えていた歯槽骨は急速に吸収されていきます。インプラントを行うには、歯槽骨にある程度の「高さ」と「厚み」が必要なのですが、吸収によって高さが低くなっている場合と、厚みが足りなくなっている場合の、大きく分けて2つのケースが存在します。
GBR法

GBR法は、ある程度までの骨吸収に対しては、「高さ」と「厚み」、そのどちらにも対応することができます。しかし、上あごの奥歯の場合にはGBR法では対応できず、ソケットリフトやサイナスリフトでなければ対応できないケースもあります。

<骨の厚みが足りない場合>

あごの骨に、「インプラントを埋め込むためのホール」を形成し、骨が不足している部分に、人工骨または自家骨と人工皮膜でインプラントを支える骨を形成します。

個人差がありますが、約3~6ヶ月で骨が再生され、インプラントが安定。その後、人工歯冠を取り付けて、GBR法によるインプラント治療が完成します。

<骨の高さが足りない場合>

増やす骨の量が多い場合には、先にGBRを行い、骨を増やした後にインプラントの手術を行います。しかし、増やす骨の量がわずかで済む場合には、インプラントの埋入とGBRを同時に行うことが可能なケースもあります。

インプラントの埋入とGBRを同時に行う場合には、まず、高さが不足している部分に通常通りにインプラントを埋め込みます。その後、自家骨もしくは骨補填材を、インプラントを覆うように周囲に置き、チタンフレームの入った非吸収性のメンブレンをチタンピンで固定してから歯肉弁を戻して縫合します。

手術後は、約8~10ヶ月間程度の期間を置いて骨の再生を待ち、その後、メンブレンを外して、被せ物を作る治療に入っていきます。骨の厚みの場合には、再生を待つ期間が3~6ヶ月なのに対して、骨の高さを再生させるほうが、少し長い時間を要します。

※同時に行うのではなく、GBR法を行ってからインプラントの手術を行う場合には、さらに長い治療期間を要しますが、「インプラントを長持ちさせるために必要な時間」とお考えください。

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